LIFEとは何か?

LIFE とは Learning Intergenerationaly for the Future of ageing societies through Experience in Japanの略で、「日本での体験を通じて、将来の高齢社会のために世代間で学ぶ」という活動です。

LIFEの目的は、日本で培われた高齢社会に対する創造的な対応策の経験・ノウハウを日本以外に住んでいる人たちが学ぶ機会の提供です。

なぜ、いま、LIFEが必要なのか?

2030年までに世界の大半の国が国連の定義する高齢化社会になり、高齢化に伴う多くの課題に直面することが予想されます。多くの国ではこうした課題への対策に取り組み始めています。

しかしながら、こうした国々の大半では、現実にはまだ高齢化が進んでいないため、高齢社会になると何が起こるのか、具体的にどのような対策が必要なのかを真に理解している人材がそれほど多くありません。

日本は世界で最も高齢化率の大きい国であり、社会の高齢化に伴う多くの経験やノウハウを他の国に先駆けて蓄積してきました。

また、日本は2011年3月11日に起きた東日本大震災とこれに伴い起きた巨大津波、原子力発電所事故を通じて、高齢社会で自然災害が起きた時に何がどうなるか、何が必要なのかの新たな教訓を学びつつあります。

LIFEは、こうした貴重な教訓を、世代間交流による現場での生きた体験を通じて学ぶことのできる「知的合宿体験」です。

LIFEへの参加・支援にご興味のある方は、当センターまでご連絡ください。